Eバイク・電動アシスト自転車をネット通販で買う際の防犯登録の仕方
ネット通販でEバイク・電動アシスト自転車を買うと問題となるのが「防犯登録」。今回は、ネット通販で買った際の防犯登録の仕方をまとめました。
公開日: 2021.8.11
ネット通販でも防犯登録をしてくれる店舗はある
ネット通販で買ったEバイク・電動アシスト自転車の防犯登録する一番簡単な方法は、「防犯登録に対応している通販店舗で買う」です。
問題はどの通販店舗が防犯登録が可能か?というところですが、ここは店舗ごとに対応が異なります。防犯登録が可能な場合は、Eバイク・電動アシスト自転車の車体ページの「防犯登録をする」というオプションがあります。
大手自転車専門店や家電量販店、もしくは実店舗がある自転車通販店舗ならネットでの購入でも防犯登録をしてくれるので確実です。
楽天市場などの大手モールだと、楽天市場ではなく楽天に出店している企業が、防犯登録に対応しているかどうかになります。
店舗が所在する都道府県の登録になるが問題ない
ネット通販での購入時に防犯登録をすると、防犯登録が店舗が所在する都道府県での防犯登録になります。
例えば、東京に住んでいる人が大阪の自転車通販サイトでEバイク・電動アシスト自転車を買った防犯登録すると、警視庁の防犯登録シールではなく大阪府警の防犯登録シールが貼り付けられて送られて来ます。
防犯登録はどこの都道府県のものでも問題はありませんが、防犯登録システムも都道府県警ごとに管理されているため、万が一盗難にあった際に他県警に問い合わせをするため、所有者情報の照会に時間がかかることがあります。
万が一警察官に「なぜ他県の防犯登録なのか?」と問われたら、ネット通販で買って店舗が他県だったと答えましょう。
防犯登録がない場合は近所の自転車専門店で登録しよう
通販専門の自転車通販サイトや、Eバイクメーカーの直販サイトだと、防犯登録に対応していないケースがあります。
その場合は、近所の自転車専門店で登録するのが確実です。ホームセンターや自転車を販売している家電量販店などでも登録は可能なはずですが、「登録だけは対応していない」と言われる可能性があるので、事前に問い合わせ可能かを確認しましょう。
例えば、関東圏を中心に展開しているダイワサイクルでは、他店で購入した自転車でも防犯登録可能とサイトで公開しています。
他店で購入された自転車の防犯登録も承っています。登録の際は自転車と、保証書などのご購入時書類一式をご持参下さい。
防犯登録に必要な書類
防犯登録の際に必要な書類は、
- 販売証明書(保証書でも良い)
- 身分証明書
です。
きちんとしたメーカーや自転車通販サイトなら、防犯登録のために販売証明書に添付してくれるところがほとんどですが、販売証明書を添付しない中小販売業者もいるそうなので、その場合は保証書やネット通販の注文明細をコピーして持っていきましょう。
販売証明書として使うためには、車体番号の記載がある書類が必要となるので、記載がない場合は、販売業者に問い合わせて販売証明書を発行してもらいましょう。
なぜ身分証明書が必要?
店頭で買う場合は対面なので「誰が誰に売った」かが明確なため身分証明書は不要ですが、通販で買った場合は、販売証明書に記載されている個人情報が、提出した本人と同一かどうかを確認する必要があります。
身分証明書は店舗にもよりますが、免許証やパスポートのような顔写真付きのものでなくても登録できることが多いでしょう。この辺りは、登録する自転車販売店に事前に問い合わせておくと確実です。