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Eバイクの置き場所はどこがいい?保管方法はどうする?

室内保管がいい?屋外でも問題ないの?Eバイクの置き場所、保管方法について解説していきます。

公開日: 2021.7.20

屋外(駐輪場、軒先)に置く

Eバイクは屋外に置いても問題なし

Eバイクは雨の中での走行も想定して作られているため、屋外で保管しても基本的に問題ありません。

電動で動くが故に、「バッテリーがショートしたりしない?」と心配になりますが、バッテリーとユニットの接続端子は水が入りにくい構造になっていることがほとんどなので、よほどの豪雨でもない限りバッテリーの接続端子に雨が入り込むことは少ないでしょう。

ただし、バッテリーを外した状態で屋外で駐輪する場合は別です。

雨などでバッテリーとユニットの接続端子が濡れた状態でバッテリーを取り付けるとショートする可能性があるため、バッテリーを取り付ける時は端子が濡れていないかをチェックしましょう。

万全を期すなら、バッテリーカバーを保護する「バッテリー端子カバー」をつけておくと安心です。

Panasonic 電動アシスト自転車用 バッテリー端子カバー

パーツの腐食を避けるためにカバーはしよう

Eバイクを屋外に保管しても「機能的には」問題ありませんが、雨風に晒されるとどうしてもパーツの腐食や劣化が進みやすくなってしまいます。

Eバイクで腐食が進みやすいのは、

  1. 未塗装の金属パーツの
  2. アウターワイヤーなどのシリコンパーツ

などです。

どれもパーツ自体は高額なパーツではないですが、交換となると専門店にお願いする必要が出てくるので、腐食・劣化はなるべく避けるようにしましょう。

Eバイクを屋外保管するなら、バイク用のカバーをかけておくだけで腐食・劣化を大きく遅らせることができます。ミニベロタイプのEバイクなら、100円ショップなどで売っているスクーター用のバイクカバーでも問題ありません。

盗難対策はしっかりしよう

Eバイクを屋外に置くと言うことは、泥棒の目に晒すことでもあります。ですので、盗難対策はしっかりと行いましょう。

Eバイク自体に付属している鍵をかけるのはもちろんですが、それだけだと担いで持っていかれてしまうケースもあります。駐輪場ならワイヤーロックなどで駐輪場の手すりなどに巻きつける「地球ロック」をして、担いで持っていけないように対策をしましょう。

また、ワイヤーも細いワイヤーだと簡単に切られてしまうので、高くても太いワイヤーを使いましょう。数千円をケチって10万円以上のEバイクを盗まれてしまっては元も子もありません。

室内保管する

劣化対策、盗難対策もできるベストな方法

Eバイクに限らず、自転車の保管方法としてベストなのは屋内保管です。屋内であれば、雨風による劣化も防げますし、盗難されることもまずありません。

屋内であればメンテナンスもしやすいですし、バッテリーの充電も手軽なので、万が一充電を忘れてしまっていても、出発する前に気づけばすぐに充電をすることができます。

置くスペース、持ち運びが問題

一方で、室内保管の最大の問題点は保管スペースです。

玄関が広い家の場合は問題ないですが、玄関が狭かったり、階段を使って上がる必要がある部屋の場合は、Eバイクだけでなく部屋や共通部分を傷つける可能性もあります。

特に賃貸住宅に住んでいる方は、この辺りを注意して室内保管をするようにしましょう。

保管方法次第でEバイク選びも変わる

Eバイクは高価な製品ですので、大事に保管したいと言う方が多いでしょう。その意味では、保管方法次第で選ぶEバイクの種類やサイズも変わってくると言えます。

自宅の玄関で保管するなら折り畳みが可能なミニベロタイプがベストですし、屋根付き駐輪場があるような環境ならeロードなどの大きなサイズのEバイクでも問題ないでしょう。

購入してから「どうやって保管しよう?」では困りますので、Eバイクを購入する前に、しっかりと保管方法も考えておきましょう。