子供乗せ電動アシスト自転車の雨対策
暑い日でも寒い日でも、雨の日でも送り迎えで使うのが子供乗せ電動アシスト自転車。今回は、雨のひにどうやって対策をすれば良いのかをまとめました。
公開日: 2021.12.7
チャイルドシートには専用のカバーを取り付けよう
子供乗せ電動アシスト自転車のチャイルドシートの雨対策は、専用のレインカバーをつけるのが一般的です。
レインカバーを選ぶ際は、キャリアメーカーの純正がベストですが、
- 子供が窮屈にならないか
- 足までしっかりカバーされるか
- カバーがしっかりとキャリアに固定できるか
の3点を満たしていれば、純正でなくても問題ありません。
運転者はレインウェアかポンチョを着よう
キャリア側はレインカバーをするとして、問題は運転者です。上下セットのレインウェアを着るか、足までスッポリ入れるレインポンチョを被るのがポピュラーです。
レインウェアは動きやすく、防水性能が高いものを選べばほとんど濡れずに済みます。ただし、防水性能が高いと、中で蒸れてしまって「結局、汗でびしょびしょになった」ということもあるので、適度な防水性能のものを選びましょう。
おすすめは登山用のレインウエア。登山は運動でもあるので汗をかく前提の設計になっているので、適度に中の湿気を外に出しつつ、雨を防いでくれます。値段は高くなりますが、一着持っておくと長く使えるのでオススメです。
ポンチョは足までスッポリ被れるタイプが通販で販売されていますが、自転車の下から跳ねる水飛沫には弱いため、防水性能はレインウェアよりは落ちます。また、前輪などにポンチョの裾が巻き込まないかを注意点しましょう。
雨対策した後の注意点
横風に気をつけよう
雨の日は、雨だけでなく風も強いことがよくあります。
チャイルドキャリア全体を覆うレインカバーを取り付けると、自転車が横風で煽られます。カバーがなければ横から吹いても通り抜ける風が、レインカバーが羽の役割になってしまって、押されるような感じになります。
横風で転倒してしまうと事故になる可能性が高いので、雨の日に限らず、レインカバーをつけている時の運転はいつも以上に慎重におこないましょう。
熱中症に気をつけよう
レインカバーは雨の日だけ取り付けるようにすれば問題ないですが、面倒になってつけっぱなしという方も多いでしょう。特に梅雨の時期は毎日レインカバーが必要なので、つけたまま夏に入ってしまったというケースはよく見られます。
真夏でもレインカバーをつけておいてもカバー自体に問題はありませんが、中の子供にとってはサウナ状態になります。運転者は風を浴びて涼してくても、カバーで覆われた子供たちは蒸し暑くなってしまうので、熱中症に注意しましょう。