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電動アシスト自転車

キャリアに乗せる子供の自転車ヘルメットの選び方

キャリアに乗せる子供にこそ自転車ヘルメットを被せる必要があります。キャリアに乗る子供のヘルメットの選び方をまとめました。

公開日: 2021.8.18

キャリアに乗る子供こそ、ヘルメットが必要

電動アシスト自転車で前や後ろのキャリアに子供を乗せる場合、「安全ベルトもしているし、ヘルメットはしないでいいか」と思いがちですが、キャリアに乗る子供の方が運転する大人よりも頭をぶつけるリスクがあることを覚えておきましょう。

キャリアに乗せたまま自転車を倒してしまったら?

子供乗せ電動アシスト自転車は子供の体重も合わせて50kg以上になることがあるので、子供を乗せたまま倒してしまうことがあります。

自転車を倒してしてしまっても運転者は立ったままでいることが出来ますが、キャリアに固定された子供は自転車と共に頭から地面などに倒れていきます。この時に、運悪く地面に障害物があると頭を強打してしまったり、何かに刺さったりしてしまいます。

子供は反射神経が良いので、避けようとしますが、キャリアにベルトで固定されているので、うまく避けられないことがあります。

キャリアから子供が落ちてしまったら?

子供乗せキャリアはしっかりとした固定ベルトがあるので、基本的にはしっかり締めておけば子供が落ちることがありません。

しかし、子供は悪戯が大好きですから、運転中にベルトのロックを外してしまうかもしれませんし、ベルトを擦り抜けてしまうかもしれません。その状態で自転車の車体が左右に触れれば子供が落ちるリスクは当然あります。

これは、万が一のリスクではありますが、もし子供が落下してしまってもヘルメットをかぶっていれば頭だけはしっかりと守ることが出来ます。

キャリアに乗せる子供の自転車ヘルメットの選び方

自転車に乗る時のヘルメットで問題ない

子供用のヘルメットであれば、自転車に乗る時のヘルメットと同じで構いません。

新しく購入するのであれば、OGKカブトやパナソニックなどの、大手メーカーのSGマークのついたヘルメットを選びましょう。安いからと言って、無名メーカーのヘルメットを選ぶと、いざという時に耐衝撃性に劣っていて頭部が保護されない可能性があるので、なるべく避けましょう。

スポーツタイプなど後ろに厚みのあるヘルメットだと、キャリアの背もたれと干渉して子供が嫌がることがあるので、ヘルメットを被った状態でキャリアに乗せてみて、違和感がないかを確認しましょう。

子供が被りたがるヘルメットを選ぼう

大人でもヘルメットを被るのが面倒なのですから、子供もヘルメットを嫌がることがあります。

もし子供がヘルメットを嫌がるのであれば、被せることを諦めずに、子供が喜ぶようなヘルメットを用意してあげましょう。

一緒に大好きなキャラクターのシールを貼って「オリジナルヘルメット」にするのも良いですし、自転車屋さんで好きなのを買ってあげるのも良いでしょう。

いづれにしても、子供が「自転車に乗るならヘルメットは被るもの」と覚えてくれるように、習慣になるようにしましょう。