シェアサイクルで電動アシスト自転車を手軽に体験しよう
電動アシスト自転車がどんなものなのかを体験したいなら、最安値70円からレンタルできるシェアサイクルで手軽に体験することができます。
公開日: 2021.7.13
シェアサイクルとは?
シェアサイクルは、30分などの時間単位で自転車をレンタル出来るサービスです。カーシェアなどと同じ方式で、使いたい時に空きがあれば、すぐに使えるのが大きなメリットです。主に駅前やコンビニ、スーパーなどに設置されています。
シェアサイクルは「一日、半日」などの長い時間借りるレンタルサイクルと違い、15分、30分などの短い時間レンタルすることで、利用料金が格安になります。料金はサービスごとに異なりますが、短時間の場合は15分で70円ほどになります。
また、レンタルサイクルと違って、同じサービスのポート(駐輪場)であればどこでも返却可能なので、行き先で自転車を返却できる(同じ場所に返却しなくても良い)のも大きなメリットです。
シェアサイクルのメリット
- 時間単位で安い
- 空きがあればその場でレンタル
- 同じ場所に返却しなくても良い
電動アシスト自転車が借りれるシェアサイクルサービス
ドコモ・バイクシェア
携帯サービスのドコモが運営するシェアサイクルサービス。東京・神奈川・大阪などでサービスを展開しているいます。
専用アプリから予約をし、予約をした車体番号の自転車をパスコードで解錠してレンタルします。なお、ドコモ・バイクシェアにおサイフケータイやICカードを登録すると、おサイフケータイの搭載されたスマホやSUICAなどのICカードで解錠・施錠ができます。
料金は提供している市区町村ごとに異なりますが、
期間 | 料金 | 備考 |
---|---|---|
30分 | 165円 | - |
1日 | 1,650円 | - |
月額 | 2,200円 | 30分以内なら使い放題 |
が基本となっているようです。
ドコモ・バイクシェアはドコモカラーの赤が特徴的なミニベロタイプの電動アシスト自転車になっています。
ダイチャリ
ソフトバンクグループのOpenStreet株式会社が運営する「HELLO CYCLING」が東京・神奈川・埼玉エリアを中心に運営するシェアサイクルサービスです。
アプリで無料会員登録後ICカードを登録しておけば、空きがあれば予約なしでもすぐに自転車をレンタルできます。
料金は15分70円からと格安で、サイクリングや長時間の買い物などで、長時間乗りたい人のための12時間プランも用意されています。
期間 | 料金 | 備考 |
---|---|---|
15分 | 70円 | - |
12時間 | 1,000円 | - |
ダイチャリの自転車はシティサイクルタイプの電動アシスト自転車がメインとなっています。
市区町村のシェアサイクル
ドコモ・バイクシェアやダイチャリ以外にも、市区町村で独自にシェアサイクル(自転車レンタル)を行っているケースがあります。
札幌市のシェアサイクル事業「porocle」のように、バックエンドのシステムがドコモ・バイクシェアを使っているケースもあり、その場合はレンタルできる自転車が電動アシスト自転車の場合があります。
市区町村のシェアサイクルは、それぞれの市区町村ごとのサービスサイトをチェックしましょう。
どのタイプの電動アシスト自転車が良い?
シェアサイクルでレンタルされている電動アシスト自転車は、シティサイクルタイプかミニベロタイプがメインです。
実際に電動アシスト自転車を購入するとなると、駐輪場所の問題もあるので、自分の用途にあった電動アシスト自転車を体験してみると良いでしょう。
ただし、シティサイクルとミニベロでは車輪の径が大きく異なるため、乗り心地やアシストの感覚がかなり違うため、どちらも体験しておくと電動アシスト自転車を購入する際の判断材料が増えます。
Eバイクなどのスポーツタイプの電動アシスト自転車をレンタルしているシェアサイクルはほとんどありませんが、電動アシスト自転車としての機能はほとんど同じなので、シティサイクルタイプをレンタルしているダイチャリを体験してみると良いでしょう。
用途が合うなら購入しないでシェアサイクルにしても◎
実際に、シェアサイクルを体験してみて、自分の用途に合うなと思ったら、無理に電動アシスト自転車を購入しないで、シェアサイクルのみにしても良いでしょう。
例えば、駅まで通うために電動アシスト自転車が欲しいのであれば、毎日使ったとしても月額3,000円程度です。駅前の駐輪場の利用料が一ヶ月1,000〜2,000円程度なので、駐輪場プラスアルファくらいで自転車が乗れると思ったらかなり安いと言えます。
シェアサイクルで運用できるかどうかは、シェアサイクルのスポットが「借り場所」と「行き先」にあるかどうかがポイントです。例えば、「駅まで通う」「スーパーまで行く」といった短期間の用途なら、自宅近くや駅にシェアサイクルのスポットがあるのであれば、シェアサイクルで十分です。
一方で、自宅の近くにシェアスポットがなかったり、駅にあるシェアスポットが改札から遠い場合などは、時間のロスやストレスになるため、自分で電動アシスト自転車を購入した方が快適になります。