eバイクのバッテリーは内装・外装、どっちがいい?のサムネイル

Eバイク

eバイクのバッテリーは内装・外装、どっちがいい?

eバイクのバッテリーには内装・外装の二つがあります。eバイクを購入する際は、どっちを選べば良いのかをまとめました。

公開日: 2022.4.22

eバイクの内装バッテリー・外装バッテリーの違い

どちらも取り外しは可能なことがほとんど

eバイクのバッテリーは、フル充電するまでに時間がかかることから、内装バッテリー・外装バッテリーでも取り外しができることがほとんどです。

ただし、取り外し方法は大きく違っていて、外装式はロックを解除してズラすだけで簡単に取り外しが出来ますが、内装式の場合は、車体のフレーム内部から取り外すため、フレームを一旦折り畳む必要があることがあります。

バッテリーの入手性は大きく違う

一方で、バッテリーの入手性は両者の違うポイントです。

内装式のバッテリーは車体のフレームサイズに合わせた専用品が多く、メーカーが予備バッテリーの販売を終了すると、eバイクとして使えなくなります。バッテリーの販売継続期間が短い中小メーカーほど、見た目の良い内装式バッテリーを採用するので、購入の際に注意したいポイントです。

外装式の場合は、Panasonicなどの大手メーカー製であれば、バッテリー部分が同じ規格のバッテリーを使う電動アシスト自転車がたくさんあるため、純正のバッテリーの販売期間が長めというメリットがあります。

ちょっとした違いですが、eバイクを長く使うという点では重要なポイントです。

内装式の方が盗難に遭いにくい

ここ数年で、電動アシスト自転車のバッテリー盗難が多発していますが、多いのは外装式のバッテリーです。

内装式のバッテリーは仕組みをしっかり理解していないと取り外しが出来ない上に、取り外しに時間がかかるため、犯人には嫌なバッテリーでしょう。

一方、外装式はロックを外せば簡単に盗難ができるため、盗難しやすい仕様と言えます。

内装バッテリー・外装バッテリー、どちらのタイプを選ぶべきか?

運用方法を考えて決めよう

eバイクのバッテリーはいわばエネルギー源のですから、常に充電された状態で使う必要があります。その意味では、バッテリーの充電頻度や、eバイクの保管方法によって、どちらが良いかを判断するのが良いでしょう。

毎日の片道10kmを超えるような通勤・通学などで使うのであれば、バッテリーの充電頻度はそこそこ高くなるので外装式が便利ですが、近所の買い物くらいで使うのであれば、そこまで充電頻度は高くないので内装式でも問題ありません。

保管方法も重要なポイント

eバイクをどこに保管するかも重量なポイント。

外で誰でも入って来ることができる集団駐輪場で保管するのであれば、内装式の方が安心です。集団駐輪場で外装式を使う場合は、二重ロックをしておきましょう。

自宅の敷地内や、玄関、室内で保管するのであれば、内装式・外装式どちらでもOK。外装式の方が取り外しが簡単なので、オススメです。