電動アシスト自転車・eバイクは日本の大手メーカー製を買うべき5つの理由
安さやカッコよさはなくても、電動アシスト自転車・eバイクは日本の大手メーカー製を買うべき5つの理由を解説します。
公開日: 2024.7.19
「長い期間、使うことができる」が一番重要
電動アシスト自転車・eバイクを使う上で最も重要なポイントは「長い期間、使うことができる」という点です。これが実は一番難しいところでもあります。
電動アシスト自転車は、スマホやPCと違って2、3年で乗り換えるのではなく、一度買ったら5年以上は使う前提。バッテリーの充放電サイクルや劣化、モーター部分の耐久性などが高くないと、5年以上も使い続けることはできません。「自転車なんて、買ったら飽きるまで乗れるもの」と思いがちですが、質の低い 電動アシスト自転車・eバイクは1年も持たずに壊れてしまうこともあります。
中小メーカーは、画期的な製品だったり、低価格な製品を出すことは得意ですが、長い間製品を保守したり、サポートしたりすることが苦手です。これは企業規模や資金規模の面から仕方ないところがあります。
大手メーカー製を買うべき5つ理由
コア部分の製品品質が高い
日本の大手メーカー製の電動アシスト自転車・eバイクは、コア部分であるアシスト機構(モーター、バッテリー、電装系)の品質が高いため、そもそも故障しづらいというメリットがあります。ここは、雨の多い日本で長い間製造し、様々なトラブルを抱えながらアップデートしてきた大手メーカー製の電動アシスト自転車だからこそ出せる強みでしょう。
特に電動アシスト自転車・eバイクで最も重量なパーツと言っても過言ではない「バッテリー」の品質は、日本の大手メーカー製パーツは圧倒的が高く、逆に安い中華系メーカーはバッテリーの品質が低い傾向にあります。
バッテリーがへたってすぐに無くなる電動アシスト自転車・eバイクを想像してみれば、バッテリーがいかに大事かがわかるでしょう。
修理パーツの製造・保管期間が長い
日本の大手メーカーは、製品の販売終了後、5年程度は保守パーツを保有する傾向にあります。
電動アシスト自転車・eバイクは販売が完全に終息するまで3年ほどありますので、発売されてすぐに買えば、実質10年近く保守パーツが在庫されている状態にあります。
さらに、日本の大手メーカーの電動アシスト自転車は、世代を跨いで共通パーツを利用していることも多く、10年以上前の電動アシスト自転車でも修理パーツが手に入ることもあります。
修理パーツが多く流通している = 修理がしやすい
いかにeバイクやeMTBなどが流行っていると言っても、日本国内の流通量で最も多いのは日本の大手メーカーが販売する、シティサイクル型や子乗せタイプの電動アシスト自転車です。
日本の大手メーカーの電動アシスト自転車のパーツはとんでもない流通していて、全国の街の自転車屋さんレベルで入手できます。それくらい修理パーツの販売網が広がっているのです。
一方で、中小メーカーの電動アシスト自転車・eバイクの場合、中国製で「修理は中国工場から取り寄せ」というのがほとんど。もしくは「中国でもう製造されていない」ということも多々あります。
修理ノウハウが蓄積している
日本の大手メーカーの電動アシスト自転車・eバイクの修理パーツが全国の街の自転車屋さんレベルで流通しているということは、街の自転車屋さんの日本の大手メーカーの電動アシスト自転車を修理する技術もそれだけあるということ。
そのため、日本の大手メーカーの電動アシスト自転車・eバイクであれば、パーツさえ届けばその日中に修理ができるというケースもあります。
これが海外メーカーの電動アシスト自転車・eバイクとなると「メーカー修理」となって、帰ってくるまで数ヶ月かかることもよくあります。
リセールバリューが高い
ここまで見てきた通り、日本の大手メーカーの電動アシスト自転車・eバイクは「長く修理できる」「長く乗れる」ということですから、リセールバリューが非常に高いのもメリット。
例えば、中小メーカーの電動アシスト自転車・eバイクだと、中古になった瞬間に定価の半額以下で販売されることもよくありますが、日本の大手メーカーの電動アシスト自転車・eバイクは美品なら、ほぼ定価に近い価格で中古販売されることもあります。
日本の大手メーカーの電動アシスト自転車・eバイクなら「必要な数年間だけ乗って、高値で下取りに出す」ということも可能なのです。
大手メーカーの中でも製造実績が長いメーカーを選ぼう
では、日本の大手メーカーの電動アシスト自転車・eバイクで、どのメーカーを選べば良いのかというと、それは間違いなく大手3メーカーです。
- ヤマハ
- パナソニック
- ブリヂストン
この3メーカーであれば、間違いなく安心して長い期間乗ることができます。万が一、壊してしまったとしても、法外な修理費用を取られることも、長い間修理が終わるのを待つこともありません。
海外の大手自転車メーカーのeバイクほどの派手さはないですし、中華系メーカーのような手軽さもないですが、この3メーカーの電動アシスト自転車・eバイクは「間違いなく、長く使える」電動アシスト自転車・eバイクです。